10月5日に西武鉄道2000系の2001Fと付属2両の2407Fが横瀬車両基地へ廃車回送されました。2001Fは2000系のトップナンバーで昭和52年に西武所沢車輌工場で製造されてから約44年間という長きにわたり活躍しました。
2001F営業運用終了
2001Fは10月4日の西武新宿18:49発各停田無行第5167電車で旅客営業運転を終えました。
終着の田無駅でお客さまを降ろし回送電車となった2001Fは新所沢駅で小休止をとりながら南入曽車両基地へ最後の帰宅です。
南入曽車両基地へ入庫し、すぐさま西武新宿方に2407Fが連結されました。
住み慣れた南入曽車両基地や、ここでの同僚との顔合わせも今夜が最後です。しっかりお別れを言えたでしょうか…。
いざ、旅立ち…
10月5日、いよいよ横瀬へ向かうときがきました。
秋晴れのもと、まだ深緑が残る奥武蔵の山あいを慣れない足取りでゆっくり登る2001Fと2407Fの10両編成。
正丸峠や連続急勾配区間で難所と言われる滝の枕を前に吾野駅で休憩をとる2001Fと2407Fです。
しばしの休憩をとった後、更に険しい山へ挑みます。
終着の横瀬駅に到着し、側線へ入換作業が行われたのちにD16形機関車やアントにより車両基地の奥にある解体線へ押し込まれました。
普段は通勤や通学の足として、またあるときは野球やコンサートなどのイベント臨時列車として活躍した2001Fと2407Fです。長い間お疲れさまでした!
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