西武鉄道101系261Fが横瀬車両基地へ廃車のため回送されました。
11/8に玉川上水車両基地から南入曽車両基地へ不定期スジで回送され、今日、南入曽車両基地から所沢を経由して横瀬車両基地へ回送されました。
いずっぱこ、高麗カーブを往く。
秋晴れの下、奥武蔵の山を登る伊豆箱根鉄道カラー。
横瀬車両基地に到着し、昨日のイベントで展示された車両たちと顔を合わせていました。
101系261Fといえば、2016年8月22日に多摩湖線西武遊園地駅と武蔵大和駅の間で発生した台風9号による法面崩壊に巻き込まれ最後尾に連結されていたクハ1262号車が脱線してしまいました。その後、玉川上水車両基地で修理が行われた上で復活しています。
脱線事故後、救援に駆けつけた保線用モーターカー3両に連結され玉川上水車両へ移動されました。
玉川上水車両基地で入念な修理が行われ、見事に復活を果たした261Fです。その際、拝島線で行われた試運転を撮影しました。101系のワンマン更新車がスカート(排障器)を外した状態で本線を走行するのは非常に珍しく、このときが初めてではないかと思います。
と、様々な試練を乗り越えてきた261Fですが、今日ついに横瀬へ旅立ちました。長い間お疲れさまでした。
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